イケメン生徒会☆
「おい、晃樹。彩果は俺と帰るから。」
「あ〜はいはい。
分かりましたよ〜、会長さん」
にやにやしながら、
晃樹くんは私の手を離して富山くんの手に渡った。
「ほら、行くぞ。」
「え。待って、
まだカバンも持ってきてないし…」
「あ?あんなもん、誰かに持ってこさせる。」
そう言って携帯を取り出した。
「…あぁ。友樹??あのさ、悪りぃんだけど彩果のバック持ってきてくれねぇ?
あ?あぁ。彩果の家まで。
じゃあよろしくな」