イケメン生徒会☆
将季side
あれから
学年中で修学旅行をかけたテスト結果が発表される中で俺達はどよんとした空気を漂わせていた。
「ねえ、やっぱほんとに行かなきゃダメ??」
「あぁ。俺の彼女はお前しかいねぇからな」
いつもなら少し気恥ずかしくなってくる言葉も今ならスラスラ言えてしまう俺はどうかしていると思う。
「あーやっぱり恥ずかしい!!どうしよう。龍哉さんって怖いイメージあるけど」
「龍哉さんは怖いけどな。
多分俺の中の思い出だと女子供には優しかった覚えがあるぞ?」
俺らは今、
誕生日パーティーのステージ上の裏で待機をしていた。