もっと傷つけばいい
視界にソウが入ってきて、あたしを見下ろした。
あたしたち…今とんでもない状況になっていないかしら?
ソウに押し倒されて、ソウに見下ろされているんだよね?
寸前…ってヤツ?
そう思っていたら、ソウの顔があたしに向かって近づいてくる。
「――ま、待って!」
その瞬間、あたしの口から出てきたのは制止の言葉だった。
何してるのよ、あたし。
そもそもこの状況を作ったのは、あたしの方からじゃない。
あたしがソウにキスしようとしたから、この状況でしょう?
だから、今さら後戻りなんてできない。
あたしたち…今とんでもない状況になっていないかしら?
ソウに押し倒されて、ソウに見下ろされているんだよね?
寸前…ってヤツ?
そう思っていたら、ソウの顔があたしに向かって近づいてくる。
「――ま、待って!」
その瞬間、あたしの口から出てきたのは制止の言葉だった。
何してるのよ、あたし。
そもそもこの状況を作ったのは、あたしの方からじゃない。
あたしがソウにキスしようとしたから、この状況でしょう?
だから、今さら後戻りなんてできない。