僕等のSTORY
2章―特別―

伊月Side

「教室帰る」

 と言っても…帰らないけど…(笑)

「はァ……」

 ため息しか出ない…。
 こうゆう時、あの人は優しかった。
 どことなくあたしをかまってくれた。
 でも、もう…


「バッカァ……」

 ため息のように出た…。
 
 最初からやり直せたら…あの人と会わずに…。

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