僕等のSTORY

「早くしないとっっ！先輩たちが見れないでしょ？」
「あ！そっか…」
「来てよかったでしょ？」
「うん！！(笑)」
「良かったぁ～」

　そう、来てよかった。そう思う…。

「先輩たち…同じ方向だから…」
「え！！同じ方向なの？？」
「うん…途中までね(笑)そんなに嬉しぃの？」
「いや…別にぃ」
「あっそう(笑)」

　しばらく歩いていくと…公園があって、そこで…たまたま見えた。人影…。
　
　見た感じ、小学3年生ぐらいの子を…中学3年生ぐらいの男4人が、囲んで…あまりにも不自然すぎるから…恐る恐る近づいてみた。近くにある、トイレに隠れて…