初恋はイケメンヤンキー
…はぁ。
落ち着け、自分。
本当になにも言ってやれることはないのか?
オレが感じたこと。
日野に対して、オレが感じたこと。
「日野。オレさ、怖がりながらでも日野がプリント渡しに来てくれるのがうれしいんだ」
「え…?」
「今も、オレのこと心配してくれてうれしい」
ビックリしてる。
でもこれしか思い浮かばなかったんだ。
日野を喜ばせられることが。
「どしたの?水沢くん、いきなり」
「え、えと、なんとなく?」
「ふふっ。変なの。でも、ありがとう」
ーホッ
よかった。
笑ってくれた。
「あ、水沢くん。これ、さっき渡そうと思ってたプリント」
「お、サンキュ…」
こ、これはぁ…。
「あの、あんまり渡されたくないプリントだと思うんだけど…」
「たしかに…。これは欲しくねーや」
目の前にある補習案内という文字。
んなもん行ってもなんもなんねーよ。
どーせヒマな話聞くだけじゃねーか。
「水沢くん。あたし、勉強教えよっか?」
…え。
えー!!
落ち着け、自分。
本当になにも言ってやれることはないのか?
オレが感じたこと。
日野に対して、オレが感じたこと。
「日野。オレさ、怖がりながらでも日野がプリント渡しに来てくれるのがうれしいんだ」
「え…?」
「今も、オレのこと心配してくれてうれしい」
ビックリしてる。
でもこれしか思い浮かばなかったんだ。
日野を喜ばせられることが。
「どしたの?水沢くん、いきなり」
「え、えと、なんとなく?」
「ふふっ。変なの。でも、ありがとう」
ーホッ
よかった。
笑ってくれた。
「あ、水沢くん。これ、さっき渡そうと思ってたプリント」
「お、サンキュ…」
こ、これはぁ…。
「あの、あんまり渡されたくないプリントだと思うんだけど…」
「たしかに…。これは欲しくねーや」
目の前にある補習案内という文字。
んなもん行ってもなんもなんねーよ。
どーせヒマな話聞くだけじゃねーか。
「水沢くん。あたし、勉強教えよっか?」
…え。
えー!!