初恋はイケメンヤンキー
えへへ。
なんかうれしいな。
「あ、ごめん水沢。ちょっと千夏借りるね」
え?
「んー、りょーかい」
え、何々?!
どこに向かって走ってるの?
「那智ちゃん?!」
トイレに入って、やっと止まった。
「ごめんごめん。ちょっと聞きたいことあってさ〜」
「ん?何?」
なんだ、そういうことなら早く言ってくれればよかったのに。
変に緊張しちゃったじゃない。
「千夏って好きな人、いる?」
え?
どうしたんだろ、急に。
好きな人…。
「あたし、好きってどういう感じなのかわからないんだ」
「え!じゃあ千夏は1回も好きな人ができたことないの?!」
「え、そうだけど…」
おかしい、のかな?
でも、本当にわからないんだもん。
「好きっていうのはね、その人のことを考えるだけでうれしくなったり、辛くなったり、側にいるだけでドキドキしたり、話すだけで緊張したりすること」
「は、はあ」
こんな感情になったことがある人…。
う〜ん。
いたのかな?
「たぶんあたしはまだいないかな、そういう人」
「そっかぁ、残念。でも、できたらちゃんと報告してね!」
「うん」
こんな会話を恋バナっていうのかな。
楽しいな。
なんかうれしいな。
「あ、ごめん水沢。ちょっと千夏借りるね」
え?
「んー、りょーかい」
え、何々?!
どこに向かって走ってるの?
「那智ちゃん?!」
トイレに入って、やっと止まった。
「ごめんごめん。ちょっと聞きたいことあってさ〜」
「ん?何?」
なんだ、そういうことなら早く言ってくれればよかったのに。
変に緊張しちゃったじゃない。
「千夏って好きな人、いる?」
え?
どうしたんだろ、急に。
好きな人…。
「あたし、好きってどういう感じなのかわからないんだ」
「え!じゃあ千夏は1回も好きな人ができたことないの?!」
「え、そうだけど…」
おかしい、のかな?
でも、本当にわからないんだもん。
「好きっていうのはね、その人のことを考えるだけでうれしくなったり、辛くなったり、側にいるだけでドキドキしたり、話すだけで緊張したりすること」
「は、はあ」
こんな感情になったことがある人…。
う〜ん。
いたのかな?
「たぶんあたしはまだいないかな、そういう人」
「そっかぁ、残念。でも、できたらちゃんと報告してね!」
「うん」
こんな会話を恋バナっていうのかな。
楽しいな。