初恋はイケメンヤンキー
な、何?!
あたし、もしかして。
水沢くんに、お、お、お姫様抱っこされてるー?!
え、重くないのかな?
「水沢くん、降ろして!」
恥ずかしいよ…!
それに、少し上に見える水沢くんの真剣な顔がかっこよすぎて…。
「やだね」
きゃー!
ちょっと、今の顔は反則じゃないですか?!
意地悪な笑顔って…!
もっと好きになっちゃうじゃない!
じゃ、なくて…。
「あたし、重いから!早く降ろして!」
「ムリ!日野はすげー軽いから大丈夫!」
あたしの抵抗は虚しく、またも水沢くんに反対される。
「それにこっちのが早い」
…!
「わ、悪かったわね!走るの遅くて!」
あぁ、どんどん水沢くんに対して生意気になっちゃってる…。
こんなあたし、ヤダよぉ。
水沢くんに嫌われちゃうかもしれない。
ースト…
「はい、とーちゃく」
水沢くんはそう言いながら、教室の前であたしを降ろしてくれた。
す、すごい。
水沢くん、あんなに走ったのに息切れしてない。
「あ、ありがとぉ」
「どーいたしまして。じゃ、入ろうぜ」
「うん」
あたしはそう返事をしながらドアを開けた。
あたし、もしかして。
水沢くんに、お、お、お姫様抱っこされてるー?!
え、重くないのかな?
「水沢くん、降ろして!」
恥ずかしいよ…!
それに、少し上に見える水沢くんの真剣な顔がかっこよすぎて…。
「やだね」
きゃー!
ちょっと、今の顔は反則じゃないですか?!
意地悪な笑顔って…!
もっと好きになっちゃうじゃない!
じゃ、なくて…。
「あたし、重いから!早く降ろして!」
「ムリ!日野はすげー軽いから大丈夫!」
あたしの抵抗は虚しく、またも水沢くんに反対される。
「それにこっちのが早い」
…!
「わ、悪かったわね!走るの遅くて!」
あぁ、どんどん水沢くんに対して生意気になっちゃってる…。
こんなあたし、ヤダよぉ。
水沢くんに嫌われちゃうかもしれない。
ースト…
「はい、とーちゃく」
水沢くんはそう言いながら、教室の前であたしを降ろしてくれた。
す、すごい。
水沢くん、あんなに走ったのに息切れしてない。
「あ、ありがとぉ」
「どーいたしまして。じゃ、入ろうぜ」
「うん」
あたしはそう返事をしながらドアを開けた。