初恋はイケメンヤンキー
〜圭斗said〜
日野と別れて、碧虎のヤツらがいたところへと足を運ぶ。
あいつら、あんなとこで何やってたんだ?
今回はオレに用があるわけじゃなさそうだったけど…。
…いた。
碧虎のヤツらに囲まれて、倒れてるのは誰だ?
あいつらは次はどのチームを潰そうとしてるんだ?
立ち止まって、目を凝らしてみる。
……。
ーバキッ
気がついたら殴っていた。
周りが見えなくなった。
だってそこにいたのはうちのチームのヤツだったから。
オレは何も考えず、ただただ相手の攻撃をよけては殴った。
気づくとオレの拳は相手の血でそまっていた。
そして、オレの周りには気絶している碧虎のヤツらが倒れていた。
…はぁ。
またやっちまった。
仲間がやられてると、どうしても制御できなくなる。
オレはフラフラの仲間の肩を支えて、オレの右腕にあたる翔(ショウ)に連絡した。
『圭斗さんどうしたんすか「翔!チームのヤツらに招集をかけろ!今すぐだ!」
『ど、どうしたんすか?!』
「チームのヤツが碧虎のヤツらにやられた」
『っ……』
「いつもの場所だ!今すぐ来るように皆に伝えろ!」
『は、はい!』
ーブチッ
乱暴に通話を切って、いつもの空き倉庫に向かって歩き出した。
碧虎のヤツら。
この借りは1000倍にして返してやるよ。
オレはこのとき、目の前の事態しか見えてなかった。
ただ、怒りがオレをつき動かしていた。
日野とオレが一緒にいるのをあいつらに見られていたとも知らずに。
日野と別れて、碧虎のヤツらがいたところへと足を運ぶ。
あいつら、あんなとこで何やってたんだ?
今回はオレに用があるわけじゃなさそうだったけど…。
…いた。
碧虎のヤツらに囲まれて、倒れてるのは誰だ?
あいつらは次はどのチームを潰そうとしてるんだ?
立ち止まって、目を凝らしてみる。
……。
ーバキッ
気がついたら殴っていた。
周りが見えなくなった。
だってそこにいたのはうちのチームのヤツだったから。
オレは何も考えず、ただただ相手の攻撃をよけては殴った。
気づくとオレの拳は相手の血でそまっていた。
そして、オレの周りには気絶している碧虎のヤツらが倒れていた。
…はぁ。
またやっちまった。
仲間がやられてると、どうしても制御できなくなる。
オレはフラフラの仲間の肩を支えて、オレの右腕にあたる翔(ショウ)に連絡した。
『圭斗さんどうしたんすか「翔!チームのヤツらに招集をかけろ!今すぐだ!」
『ど、どうしたんすか?!』
「チームのヤツが碧虎のヤツらにやられた」
『っ……』
「いつもの場所だ!今すぐ来るように皆に伝えろ!」
『は、はい!』
ーブチッ
乱暴に通話を切って、いつもの空き倉庫に向かって歩き出した。
碧虎のヤツら。
この借りは1000倍にして返してやるよ。
オレはこのとき、目の前の事態しか見えてなかった。
ただ、怒りがオレをつき動かしていた。
日野とオレが一緒にいるのをあいつらに見られていたとも知らずに。