初恋はイケメンヤンキー
「もう!笑うなら笑ってよ!堪えられると逆に恥ずかしい!」
あたしがそう言うと、水沢くんは「じゃ、遠慮なく」と言って笑い出した。
こ、これはこれで腹が立つかも。
〜3分後
いまだに水沢くんは笑っている。
「ねぇ、どれだけ笑うの?」
「ん?…くくっ…はははっ」
ほんと、こんなにも笑うなんて失礼しちゃう!
「もうお弁当あーげないっ。ふんっ」
あたしはほっぺを膨らませてそっぽを向いた。
「はっ…わりぃ、わりぃ」
知らないっ。
あたしは水沢くんと自分のお弁当を持って、水沢くんに背を向けた。
ートン…
何かがあたしの肩に乗った。
え、何?
「ごめん。日野」
〜!!!!!!
ちょ、ちょっと!
今のは反則じゃないですか?!
水沢くんはあたしの肩に顎を乗せて、耳元で囁いてきた。
こんなふうにされてどうにもならないわけがないじゃない!
しかも好きな人だし…。
頭がクラクラしておかしくなりそう。
あたしは水沢くんに背を向けたまま、お弁当を渡した。
「サンキュッ!オレ、楽しみだったんだよ、日野の弁当!」
「えっ?!」
…あ、しまった。
ずっと背を向けてる予定だったのに。
水沢くんの言葉が嬉しすぎて思わず振り向いちゃった。
あたしがそう言うと、水沢くんは「じゃ、遠慮なく」と言って笑い出した。
こ、これはこれで腹が立つかも。
〜3分後
いまだに水沢くんは笑っている。
「ねぇ、どれだけ笑うの?」
「ん?…くくっ…はははっ」
ほんと、こんなにも笑うなんて失礼しちゃう!
「もうお弁当あーげないっ。ふんっ」
あたしはほっぺを膨らませてそっぽを向いた。
「はっ…わりぃ、わりぃ」
知らないっ。
あたしは水沢くんと自分のお弁当を持って、水沢くんに背を向けた。
ートン…
何かがあたしの肩に乗った。
え、何?
「ごめん。日野」
〜!!!!!!
ちょ、ちょっと!
今のは反則じゃないですか?!
水沢くんはあたしの肩に顎を乗せて、耳元で囁いてきた。
こんなふうにされてどうにもならないわけがないじゃない!
しかも好きな人だし…。
頭がクラクラしておかしくなりそう。
あたしは水沢くんに背を向けたまま、お弁当を渡した。
「サンキュッ!オレ、楽しみだったんだよ、日野の弁当!」
「えっ?!」
…あ、しまった。
ずっと背を向けてる予定だったのに。
水沢くんの言葉が嬉しすぎて思わず振り向いちゃった。