初恋はイケメンヤンキー
「おっ、おはよ!水沢くん!」
オレがバッとドアのほうを向くと、そこには息をきらせた日野がいた。
「はよ、日野」
「せ、セーフ?!」
オレの言葉も聞かずに日野は焦った様子でオレに聞く。
ど、どうしたんだ?
日野が焦ってるのとか始めて見た。
「まだあと5分あるけど…」
「…よ、よかったぁ。遅刻したかとおもったぁ」
…そーいうことか。
すっげー安心してるし。
遅刻だけでそんななるとか、どんだけ真面目ちゃんなんだよ。
「なぁ、日野」
「……な、何?……」
……。
……。
「大丈夫か?…」
オレの隣に座っている日野は……死んでいる。
なんか魂が完全に抜けてる感じ。
だって日野の口から日野の顔した魂が出てるのが見える気する。
「い、家から、ここまで、猛ダッシュで、きた、からっ…はぁ」
こ、声かすれてるけど?!
てか、家から猛ダッシュとかバカだろ。
「あ、お弁当はちゃんと、つくってきたから」
……。
ークシャ
オレは日野の頭を撫でた。
「サンキュー」
ほんとは抱きしめたいけど、彼氏でもないのにそんなことできねぇから。
今はこれでガマンだ。
…いや、ずっとそうかもな。
オレがバッとドアのほうを向くと、そこには息をきらせた日野がいた。
「はよ、日野」
「せ、セーフ?!」
オレの言葉も聞かずに日野は焦った様子でオレに聞く。
ど、どうしたんだ?
日野が焦ってるのとか始めて見た。
「まだあと5分あるけど…」
「…よ、よかったぁ。遅刻したかとおもったぁ」
…そーいうことか。
すっげー安心してるし。
遅刻だけでそんななるとか、どんだけ真面目ちゃんなんだよ。
「なぁ、日野」
「……な、何?……」
……。
……。
「大丈夫か?…」
オレの隣に座っている日野は……死んでいる。
なんか魂が完全に抜けてる感じ。
だって日野の口から日野の顔した魂が出てるのが見える気する。
「い、家から、ここまで、猛ダッシュで、きた、からっ…はぁ」
こ、声かすれてるけど?!
てか、家から猛ダッシュとかバカだろ。
「あ、お弁当はちゃんと、つくってきたから」
……。
ークシャ
オレは日野の頭を撫でた。
「サンキュー」
ほんとは抱きしめたいけど、彼氏でもないのにそんなことできねぇから。
今はこれでガマンだ。
…いや、ずっとそうかもな。