お嬢様生活
「どうしたんだ、秋?何があった?」

「ほっといてください」

勢いよく私は、立ち上がった。

パサッ 手紙が落ちた。

「おい、秋これ・・・」

あっ、しまった。

「ダメ、ヤメテ、見ないで・・・!」

それを見たらばれてしまう

私の嘘が・・・

「イヤーーー」

我ながら大きな声が出た。

「秋、これって・・・」

悲しくて涙が頬をつたった。

ずっとずっと涙があふれた。
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