お嬢様生活
ああ、俺の秋が・・・

「何が目的だ。

 №1の座か?なあそうなんだろ?

 そんなもんくれてやるよ。

 秋を・・・秋を返せ!!!!」

「秋?
  
 この可愛いお姫さんか?

 この姫さん、お前の女か?」

違う・・・秋は俺の大事な・・・

「・・・。」

「図星か。

 あいにく俺もこの姫が気にいってな。」

「№1ならやる。

 秋を返せ、秋は俺のだ!!」

「落ちつけあおい。」

俺は落ち着いている。

俺は総長失格だな。

この族より、秋の方がだなんて。

でもな、春樹。

№1なら俺らがいる限りまた取り戻せる。

でも、秋の笑顔を守るのは今だろ?

「じゃぁ、ずっと仲間割れしてな。

 お姫様は頂いていくから。

 さようなら、№1の暗黒さん」

「秋を返せえええええええええ」

「暗黒の総長も女が絡むとただの男」
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