お嬢様生活
私の意識は朦朧としてきた。

私、出血多量で死んじゃうのかな・・・?

「川瀬、許さん。」

いつもよりドスの利いたあお君の声

私の体は小さく震えた。

怪我をしているにも関わらず、

あお君のけりが火鳥総長の顔面にヒット。

火鳥総長は床に吸い寄せられていった。

それでもまだ殴ろうとするあお君。

私は彼を始めて怖いと思った。

そんなあお君を春君と純がとめた。

いつもは冷静なあお君が・・・。

ここまでキレてしまうなんて。

そんなに撃たれたことが悔しかったのかな。
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