お嬢様生活
「あたし、トップ3らしいけど、

 秋ちゃんにも、純ちゃんにもかなわんで

 二人、かわいすぎんねん」

へっ??

「私?

 梨乃ちゃんの方が数百倍綺麗です!

 私は学校トップのさえない子です。」

私は可愛くなんてない。

ブスの極み。

「えっ?何この子。

 天然?無自覚?」

「梨乃さん、どっちもよ。」

「やばい、惚れた。

 天然無自覚美女秋。」

なんの話をしているの?

この二人は。

「秋様、純様。

 私、栗田 梨乃は忠実かつ誠実に

 お二人のお仕えいたします。」

ひざまずき、私達に頭を下げる梨乃ちゃん?

どうしたんだろう。

「梨乃。これからよろしく。」

天使スマイルを見せる純。
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