四竜帝の大陸【赤の大陸編】
吐き捨てるようにそう言うと、さらにその手に力を込めてきた。
「身に着けるモノは一流でも、中身は三流ってわけ? あははは、笑っちゃうわよね!」
「、、、!?」
愉しげに、笑った。
声をあげて、笑っているのに。
「……ねぇ」
眼が。
私を見る眼は、笑ってなくて……。
「竜族の心臓を食べれば、不老長寿になれるんでしょう?」
「ッ!?」
否定する声を。
今の私は、持っていない。
「身に着けるモノは一流でも、中身は三流ってわけ? あははは、笑っちゃうわよね!」
「、、、!?」
愉しげに、笑った。
声をあげて、笑っているのに。
「……ねぇ」
眼が。
私を見る眼は、笑ってなくて……。
「竜族の心臓を食べれば、不老長寿になれるんでしょう?」
「ッ!?」
否定する声を。
今の私は、持っていない。