刹那腐レンズ【あたしとあいつ】
そしてクリスマスになった


最後の登校日


あたしはあいつの周りにいる女の子達をみていた

あいつに年賀状書くからって


爺ちゃん死んでるのになんて常識知らずな奴だと思っていた

去年ならあいつの一番近くに居れたあたし。


最後の冬は、一番遠い存在になった。


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