君は私の太陽だ
そうかもしれない。

「お前って、顔良いし!
いーもん持ってるんだけど、一見クールに見えるよな!」


俺は鞄に荷物を積めながら、思った。


一体何が言いたいんだろう?


「隙がないよな?まー頑張れよ、お疲れ様!」


俺は軽く頭を下げて、挨拶をし仕事場を出た。


隙がない?


悶々と考えている暇はなかった。


メールの返信をしなきゃな?

ヤベー?


何て返せばいいのかな。


あまり女の子と、メールした事ない俺は、返信画面のまま何度も打っては消してを、繰り返した。


そして考え抜いた結果


『メールありがとう!

メロンパン!俺もファンの

一人だな!!』


送信したメールを見ながら何て変な文章なんだ?


一人で顔を赤らめては今頃、美佐ちゃんは見てるんだろうな?

考えながら帰った!


疲れている体を支えているのは、美佐ちゃんのメールだ!




あくる日。

渓のバイト先に?


突然!!


愛子と美佐ちゃんが現れて、嵐のように去ったと聞いた。


「俺も?好きな子出来たんだよ…」


渓がバイト先の女の子を、自分でもどうしてよいのか…わからない位、惚れてしまったと聞いた。


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