君は私の太陽だ

「まだなんだ・・」

「早く返事してあげなよ！」

渓の言う通りなんだけど。

そして、俺の心の中の、答えも決まってる。

片思いの辛さも、俺も十分味わっている。


「そうだよな？」


そんな言葉しか、出てこなかった。

酷い男かもしれないよな！

「もしかしたら？」

根岸という子だって、待っているかもしれない。


渓と、智美ちゃんと別れて、バイトに行った。

美佐ちゃんを、好きになってから、「恋」というものに？
振り回されている気がした。

臆病なのか？？

今日は、仕事の合間を見て先輩に質問した。

「俺！どうしてよいかわからない自分が居るんです」

先輩は、俺がこんな質問をよくしたなって、顔をしながら

「お前、いい恋してんじゃん！！そこまで？好きにさせた子見てみたいよ！」

いい恋？
こんな苦しいのに？？

俺の中には、かずに対しての嫉妬が頭の中にグルグルとあって！

今回の旅行も？
退院祝いだよな！って喜んでいる嫌な自分がいたんだ。

最悪じゃね・・？

「もう？他の男に取られる前に？ダメでもいいから、

告白するけどな！恋愛は、ドロドロと思っていた方が楽だ！」


今日の先輩の、アドバイス。

妙に分かる気がするんだ。

渓と一緒で？

そろそろ？俺も？

覚悟決めた方がよいかもしれない。