君は私の太陽だ
好きな子を目の前にして、俺は正直に今の気持ちを言ったら…?

どんなに楽か??

でも?
勇気がなかった。
そして、かずの存在もあった。

「俺、話した事もない子とは付き合えないんだ!」

そう返事した。

美佐ちゃんが、好きだから!
断った。

心の中で、返事した。

今日のお礼に!パン屋の割引券を渡した。

いつものように、可愛い笑顔になる、美佐ちゃん。

「早速、使うね!」

時間が止まればいいと、思った。

そして?

バイト先のドアを開けた。

微かに?俺達を見ている根岸さんが居た。

美佐ちゃん気づくだろうな?

今日の事だしな・・。
気が重いまま、食材を渡して、更衣室に入った。

今頃、美佐ちゃんは、店内でパンを買っているんだろうな!

そして、根岸さんの存在も気付くだろうな?

気が重い…。

「また?元気ないね!」

先輩が言った。

その通りで、店内を覗けるなら?

もう一度、美佐ちゃんの姿見たかった…。

でも?根岸さんと顔合わす事も気まずいし。


「今さっき俺の好きな子、パン買いに来てたんですよ!」

「お〜それは、嬉しいじゃないか?」

「見てくれば、よかったか?根岸さんの事か?」
なんとなく?俺の気持ちを分かってくれている先輩。

「今日、俺、彼女に断りました。」

「そっか!!当たり前だよなっ!」

今日の俺は、何も?考えないで、バイトに打ち込んだ。

先輩からも、

「高校生だと、思えないよな!」

そして、旅行の日にちは、バイトに入れないと言った。

「楽しんで来い!学生は遊べ!」

思わず、二人して苦笑いした。
< 122 / 159 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop