君は私の太陽だ
武司君を、見離さないように!

私は、彼をずーっと!
見ていた。

私の元に戻ってきた武司君!

「有難う!」

そして、みんなの居る方へと、後ろを振り返ると?

「えっ?」

何処を見ても??

愛子たちが、いないし!

「…れたな?」

武司君が、何か言うけど?
聞こえないんだけど!

「美佐ちゃん?大丈夫か?」

「うん!大丈夫。」

私たちは、海の中で…。
二人きり。

「俺さっ!マジ!びっくりしたよ!」

「ごめんね…!」

「美佐ちゃんが、迷子になったら困るんだよ!」

「……」


嬉しくて、ヤバイのは私。

「俺。美佐ちゃん!好きだから!」


「…好き?…」

嘘でしょ?


「うん!好きだ!」


「武司君?その…私…!」

言わなきゃ!


「私も武司君の事、好きだった!ずっと見てた…!」
言っちゃった!!

「マジで?」


「うん!マジで。」

太陽が、眩しくて!
武司君の顔が見れない。

でも?

武司君の顔が、近づいて?
私たちは、ビーチボールを挟んで…。


……キスをした……
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