君は私の太陽だ

「はい!これ!」


武司君が鞄からCDを出して私に渡した。


私は泣いた後で、目の前の約束した品物をまるで、プレゼントを貰った子供のように、喜んだ!


武司君は、普通に振る舞ってくれていた。


自然な事かもしれないけど心が、あったかい気持ちになった。

渓君も、


「昨日は、楽しかったな!」


「愛子も変わらないよな!」


なんとなく、気を使ってくれてるのかな?


私も、元気を取り戻し、


「私は、お嬢様じゃないからね!」


渓君に笑いながら話した。


「愛子のほうが、女王様だな!」


相変わらず?

面白いよね!


授業の前に先生が、昨日の部活中に怪我をした、かず君の話しをした。


みんな、黙って聞いていた。


一ヶ月位、入院する事を伝えた時、さすがに、みんなびっくりした様子だった。


このクラスの中に、バスケ部の子はいないみたいだ。


最後に先生は、本人は、腕以外元気だからと伝えた。


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