君は私の太陽だ
愛子が目に入ったのは、レンタル屋だった!


「渓が、バイトしてる所ってここかなー?」


お店前には沢山の、ポスターが貼ってあって店内が見えない。

「行ってみよー!」


愛子は早速、店内に入った。


渓君に、聞いたら分かるかもしれない。


渓君いるかな?


店内は、思った以上に広くて。
CDとDVDが綺麗に並んでいる。
商店街通りだけあって、お客さんも多い。


愛子と私は、渓君を探した。


定員さんも沢山、働いているし…。


渓君?


今日は居るのかな?


「あっ!居たよ!」


愛子は周りの人達に、気付かれないようにCDを整理している、渓君に近寄った。


なーんか?


怪しいかな…私たち!


一歩ずつ渓君に近づいているんだけど。


ごめんね、仕事中なのに。


やっと、私たちの気配に気づいた渓君。


びっくりした顔。


当たり前だよね。


「いらっしゃいませ!」


でも、定員口調だ。


「あのー!新作って何処ですか?」


愛子も一応、お客さん気取り。

納得だったりして。


渓君には?


まだ、私の気持ち知らないんだからね。


いきなり!


武司君のバイト先聞いたら?


ちょっと変に?思うだろうな。

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