君は私の太陽だ
家に着くとお母さんが、私を待っていた。


「お見舞い!どうだったの?」

夕飯の支度をしながら、聞いてくる。


「かず君は元気だったよ!でも?両腕って気の毒だった。」


赤ちゃんみたいで、恥ずかしいと言ったかず君。


ちょっと、可愛かったりして!

「まぁ!元気づけにちょくちょく行ってあげて!」


「うん!今度は、クラスの子とね!」


そして私は。


パン屋さんの袋をお母さんに指し出した!


「これ!食べない?」


夕飯前だったけど、パンが冷えないうちに食べたかった。


「今、手が離せないから!」


「じゃあ!私、食べちゃおー」

早速、武司君のおすすめの、メロンパンを一口頬張った。


メロンの滑らかな感触と、パンのフワフワしたのがたまらなく美味しいんだけど!!


「あら〜!大きいわね!」


お母さんもびっくりしている。

「うちのクラスの友達が、駅前のパン屋さんでバイトしているんだよね!
このメロンパン有名みたい。」

私は、普通のメロンパンより
1.5倍はあるパンをあっという間に、食べてしまった。


なーんか、幸せだな!


お母さんと、お父さんの、分を残して夕飯の時間まで、自分の部屋に戻った。


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