君は私の太陽だ
恐る恐る、部屋に戻ってきた。

そして携帯電話を見た。


メールの返信は…


なかった。


しかたないか?


きっとバイトで疲れてるだろうし。


愛子の


「武司も相変わらず、シャイだよね!」


の言葉を思い出す。


知らぬまに…。


言い訳を探していたりして!


ブーブー♪


「きゃ!」

思わず叫んでしまった。


いきなり携帯のバイブの音で、驚いてしまった私。


メールだ!!


名前を何度も読み返す。


待っていた武司君からだ!


『メールありがとう!
メロンパン!俺もファンの一人だよ!!』


凄く嬉しくて。


何度も文章を、読み返した。


心がときめく。


私は武司君のメールを保護した。


好きな気持ちは、部屋中に溢れていて眩暈すら感じる。


私の片思い。


愛子がじれったいと言った。


その通りで。


でも?

私なりに頑張ってるんだけど!

武司君の距離が少しずつ近づくよーに。

もっと頑張ろう!

私はもう一度、武司君からのメールを読みながら思った。



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