君は私の太陽だ
メロンパンを食べながら、何度も思い返した。


でも?


本当の事は分からないんだけど!


武司君が告白の返事をした。


「断ったんだ!」


その言葉だけが事実なんだ。


そう思うしかなかった。


お味噌汁の匂いがしてきた。


早速、使っているんだ。


お母さんは、私の片思いを知っているのだろうか?


お父さんはどうやって?


お母さんの気持ちを、掴んだのだろう!


恋って不思議だ。


夏旅行までに?


頑張る事を口にした渓君と智美ちゃん。


私は、自分のペースでいけばいいのかな?


臆病になってしまったりして!
〜♪〜♪〜


携帯電話が鳴っている!


「渓君」の名前で慌てて電話を取った。


「美佐ちゃん?武司の返事の事だけど!」


「あっ!うん。」


「あれ?教えてくれって?」


「うん!有難う!」


「昼休みさぁ!見たと思うけど本人が来ちゃってさぁ!
でも?安心してよ!あいつ断ったんだよ。」


「知ってるんだ!武司君とさっき駅前の、スーパーで偶然会って、思い切って聞いちゃったんだよね!」


さすがに渓君もびっくりした口調。


「マジで!よかったじゃん!」

「でもね?パン屋さんに寄ったら、根岸って女の子が働いてたんだ!昼間居た、後輩だったから、びっくり!」

「根岸?」


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