君と金魚、夜







「本当に爆睡だったな」


「え!まさか寝顔見ました?」


「さあ?」




洸人さんがいたずらっぽく笑う。


恥ずかしい…。


けど洸人さんになら見せてもいい、って思えた。




水着は持ってきてなくて二人で海岸を歩く。




「すごい気持ちいい、青い」


「心が洗われるな」


「ですね」







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