君と金魚、夜







あたしは今でもこの瞬間の後悔と運命を忘れたことはない。


目に映ってしまったものを受け止めてしまったあたしを責める。


一番最初にあなたを見つけたあたしを責める。


でももう、戻れないところまで来ている。


あたしはこの日のことを忘れない。




そして、あなたを見つけなければよかったのに。





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