君と金魚、夜



学祭の準備中に気まずい顔をすればみんなに迷惑がかかる。


そしたら作業も滞る。


でも会いにくい。


海先輩はあたしのことを悪く思ってる。


でも華だってこんなに学祭を手伝ってくれてるし。


頭の中で、グルグルと考えていたら午前が終わった。


昼休み。



「水希ちゃん、ジュース買いに行こ!」



あたしは華に手を引かれて購買まで行く。



「あ!」



華が言う。



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