この未来を壊して下さい。【完】
一気に騒がしくなる教室。
周りでは男か女か質問している。
もうすぐ紹介されるんだから、そんなことすぐにわかるでしょ!と突っ込みたい。
「では、入って来てください。」
そう言われて入って来た転校生...
いや、転校生たち。
いやいや、私の目がおかしいのか、
こんなことがあるワケない。
だって、1クラスに3人もくるはずがない。
「あ~ワケあってここのクラスに3人とも入ってもらった。
まぁ、仲良く頑張れ。
席はあそこだから。」