この未来を壊して下さい。【完】
彼らが出て行って再び静かになった喫茶店。
「なぁ、――。――「今は黒龍だ」」
「はいはい、怒んなって。黒龍さんよ~」
「チッ...」
「え、舌うち?マジ?俺嫌われた!!エーン」
「もう少しマシな泣きまね出来るように練習しろ。」
そう言い切って水を飲む黒龍。
それにしても、喫茶店なのに水しか飲んでいない。
変わってる。
「それより、いいのか。気づいてるのに助けなくて。
お前のときの方が助けやすいだろ。」