この未来を壊して下さい。【完】
「別にいい。姫さんが何とかするだろ。
それに、アイツらがどうにかしないと意味がない。」
「黒龍っぽいけど、今回は厄介だろ。
いくら睦月組が動いたって勝てるかはわからない。
それならお前が直接動いた方がいいんじゃないか?」
「俺が動いたら意味がないんだよ。
無理でも、負けても、アイツらが動いてみる必要がある。
それに、峰崎組は、強制じゃない。
跡取り候補はほかにもたくさんいる。
その中には、自分からなりたいと言ってるヤツもいる。
無理に弘輝がする必要性はない。
ということは、アイツらにも勝ち目はある。」