この未来を壊して下さい。【完】
ドアを開けて見えたのはちょうど私の机に落書きをしている女子。
名前は...忘れた。
関係ないからいいけど、もう少し早くに終わらせないと。私が帰ってくるとか考えなかったのかな~?
落書きをしている彼女たちと私の目があって数秒後。
ちょうどあの部屋から帰ってきたであろう翼龍の三人。
「どういう状況かなー?言ってるよね。翼龍の姫に手を出すなって」
「いや、これは...」
言い訳すらできない彼女たち。
それもそのはず。思いっきり死ねって書いてあるもん。
「あ~思い出した。」
そう言って彼女たちに近寄る私。