この未来を壊して下さい。【完】
動いた西条家。
第三者said
この、何もない部屋で一人、パソコンから目を離さない彼女。
せっかく入れたコーヒーも完全に冷めている。
「OK。あと1社。」
そう言った彼女は再びパソコンを打ち始める。
佐野グループを潰そうとしている彼女。
それも、どうやら残り1社で完了するらしい。
「はい、終了。さようなら。」
そう言った彼女は今日の出来事を思い出す。
机に落書きをされ、そのまま帰ってきた彼女。
「どうしようかな~彼女たち。」