この未来を壊して下さい。【完】

何かの歯車を動かした彼ら。







転校生の一人 side





「うまくいったじゃん」





と彼女が帰った後理事長室に集まった俺ら。





さすが、今は理事長で、俺らの先代だった人が目をつけただけある女。





「でも、あの席を断るとはねぇ」





俺らは周りの反応からわかるように、カッコイイ類に入るらしい。





嘘をついてまで彼女を囲んだ俺ら。





そんな席なら喜んで座るだろうと思えば、なかなか座らない。





座らないどころか、拒絶。





初めてだった。最終的には無理やり座らせたけど。




< 16 / 393 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop