この未来を壊して下さい。【完】






「用意できたぞー」





そういって店長が持ってきたのはたくさんのアメ。





「おい。」





「どうした黒龍。アメ好きだろ。」





「好きだが、どうして今出す。昼間、学校終わってから来ただろ。」





「あ、昼はほかのお客さんがいたから。メニューにないし。」





「今だと、喜べないだろ。」





そう言った途端に笑いだした黒豹。





「喜べば?どうせ俺らしかいないんだし。」





「いや、アイツらが来る。」




「え、アイツらって?」





そう聞く黒豹を無視してアメを隠す。





フードがきちんとなっているのを確認して2秒後。





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