この未来を壊して下さい。【完】
「そう、まぁ、姫羅がいいならいいけど。」
「今は黒龍。」
「あ、ゴメンゴメン。」
そう言ってさっきの残りのホットケーキを食べだす美穗。
そして、
「コレうまい。」
と、さっきもらったアメを食べる私。
あぁ、このままこの時間が続けばいいのに。
ずっとずっと、このまま、周りに友達がいて、こんな風に笑いながら平和にアメを食べれる。
そんな生活が続けばいいのに。
なんて、叶いもしない願いを思っていたのはここだけの秘密。