この未来を壊して下さい。【完】
「だいたい、倒産したとこと契約する組なんていないよ。」
復活する見込みすらないし。佐野グループって強引だから見方少ないし。
「残念だったね。佐野さん。」
ポンっと彼女の肩をたたく。
「うそでしょ...」
膝の力がなくなり崩れ落ちる佐野。
「だから言ったでしょ。
覚悟しなさいって」
そう耳元でつぶやいた私の声は佐野にしか聞こえていない。
さてと、こっちは片付いた。
でも、まだ問題は残ってるみたいです。