この未来を壊して下さい。【完】
バレた黒豹とバレてない黒龍。
着いたのは例のへや。
「いつも思ってたんだけど、この部屋って何の部屋なの?」
いつも、理事長室の隣の部屋って言うの長い!!
「あぁ、そういえば何の部屋なんだろうな?
龍河知ってる?」
そう言って透真は部屋のソファーに一人ドカッと座る龍河に視線を移す。
「そんなの、
理事長室の隣の部屋
に決まってんだろ」
.........
うん。だろうね。そうだよね。
わかった、名前ないんだね。OK。聞いた私が――「姫羅ちゃん帰ってきて」