この未来を壊して下さい。【完】
わぉ、びっくり。息ぴったり。
「だから、そうだって言ってるでしょ」
美穗は...呆れてる。
「だから知り合い...って友達って言ってくれればよかったのに。」
「それはアンタらが姫羅にいろいろ聞くと思ったから。
まぁ、結局同じ結果になっちゃったけど。」
そう言って私のほうを向く。
これでよかったか?と口パクで聞いてきたのでOKと返してあげた。
「それにしても、あの黒豹がこんなに近くにいたとはね~」
「そうだね、びっくり」
「っていうことは、お前って黒龍の正体知ってるんだよな」
なぜか興味津津に聞いてくる弘輝。