この未来を壊して下さい。【完】
ちゃんと昼間に予約しに来たから、会ってはくれるはず。
「今行く」
そんな鋭い声を聞いて震えてきた身体。
どうしよう。緊張する。
「ふ~ん。あんたが黒豹?」
いつの間にかいた黒龍。
「え、あ、はい。黒豹です。」
やば、普段の私はこんなんじゃないのに。
「あ~、店長!アメとコーヒーとココア」
そう言って席に座って私を眺める。
「はい、どうぞ。って、黒豹ちゃん座りな。」
店長に勧められた私は言われた通りに座る。