この未来を壊して下さい。【完】
新学期になりました。
私の前には靴箱。
新学期早々遅刻した私。
いや、昨日頑張りすぎた。
彼らが帰った後、急いで準備に取り掛かった私。
そのせいで寝れず、遅刻。
別に今までも遅刻していたから気にはしてないけど。
靴箱を開ければ、ただ普通に靴があるだけ。
今まで何かしらされていた靴箱に何もないのは、かえって不気味。
一応靴の中を確認して靴を履く。
教室のドアを開けると、
「......」
いや、私の目がおかしいのか?