この未来を壊して下さい。【完】






ガラガラっと戸を開けて出ていく彩さん。





それを見送ってすぐに弘輝と向き合う。





「さ~弘輝くん。





パーカー脱いでくださいな」





そう言えばおとなしく脱ぎ始める弘輝。





出てきたのは





「あ~あ、ナイフかな?」





彼の腕にあったのはナイフで切られたような傷。





「逃げれなかった」





そう呟く彼。





「一応消毒をして、





仕方ない。予定変更。





2週間で終わらせる。」





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