この未来を壊して下さい。【完】
「えっ...」
「どうせ、許可は下りると思うから大丈夫でしょ」
「許可?」
「あ~こっちの話し。
とりあえず、彩さ~ん」
大声で閉まっているドアに向かって叫ぶ。
「何かしら?」
「コイツ...弘輝の傷よろしく。
私は早退するから、体調不良っていう事にでもしといて」
そういうと驚いたように彩さんは目を開く。
「まぁ、この傷どうしたの?
早く手当てをしましょう。」
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