この未来を壊して下さい。【完】
「えっと、結論から言うと、弘輝は跡取りにはならなくていい。
まぁ、心配するようなことはないから大丈夫。」
ちゃっかりあの家から出てくる前に母親には
「弘輝に暴力とか振るったら許さないから」
って圧力かけたし。
「え~、気になることはたくさんありますが、どうしましょう」
そう言ってパソコンから視線を龍河に移す祐斗。
「姫羅が無傷ならいいだろ」
そう龍河が答えたのでそれ以上は聞かれなかった。