この未来を壊して下さい。【完】






「ハハ、珍しいな。お前が煮詰まるなんて。





でも、もうすぐだもんな。





まぁ、そんな龍に嬉しいお知らせだ。





奥の席に豹がいるぞ。」





そう言って指さす先を見ると、本当に黒豹がいる。





黙ったまま向かう私。





豹の目の前に座ると店長はアメが大量に入ったカゴを置いてくれた。





「久しぶりじゃん。龍の格好。」





そう言って豹はアメに手をのばす。





「最近は忙しかったから」





そう言いながら私もアメを食べる。





ソーダinコーラ。





< 313 / 393 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop