この未来を壊して下さい。【完】
自分の子供を跡取りに推薦しなくなってから組長からの評価が上がったんだとか...
陽輝は相変わらずおしゃべり。
誰も聞いてないけど。
そして、龍河は指定席で足を組んで...寝てる?
目を閉じてはいるが、考え事をしているのか、寝ているのかわからない。
美穂は、いつも通り私が持ってきたアメを食べている。
そんな中、私は一人メールを読んでいる。
―明日の0時ぴったりにお迎えに参ります―
0時ってたぶん家にいないけどね。
そう思い、一応返事をしておく。
―0時ごろは家にいないと思います―
bu...bu...bu...