この未来を壊して下さい。【完】
21時。私を呼びに組員が来た。
そして5分後試験会場に入る。
そこには、たくさんの人、人、人!!!
それはもう驚くほどの人。
軽く300はいる。
そして、全員の視線の先には被害者。
いや、犠牲者...か。
私が指定された位置に行くと一呼吸おいて始める司会。
「これより、第1回就任試験を始めます。
まずはじめに......」
そう言って、司会はまず現組長、私の父親の成績を説明する。
はっきり言って、必要ないと思う。