この未来を壊して下さい。【完】
そして、次に私の生い立ち。
まぁ、これは少しくらいは関係あるのかも知れない。
そしてとうとう来たらしい。
「それでは実技に移ります」
その司会の言葉とともに渡され拳銃。
入っている弾は1つ。
一発で決めれるかが勝負。
「どうぞ。お願いします」
その言葉を聞いて、私は狙いを定める。
相手のおでこのど真ん中。
一瞬で撃つこともできたけど、あえて時間をかける。
もしかしたら、期待していたのかもしれない。
彼らが私を止めに来ることを。