この未来を壊して下さい。【完】
そして、その女の長男が次の組長になったそうだ。
そして、数年後、次の組長が決まった。彼の子供だそうだ。
そして、その組長も男だった。
女が継ぐことはないと思われた。
そして、その組長の家に第一子が誕生したそうだ。
不運にも女の子だったらしい。
まぁ、次は男の子を。と思っていた矢先のことだった。
その組長の妻は病死。
残念ながら親戚に男の子はいない。
養子という案も出たが、家のしきたり上、きちんと血のつながっていないと継げないことになっている。
そして、とうとう恐れていたことが起こったらしい。
就任試験の実施。